#1 クラブ設立を勧めるワケ
個人経営でも成功できる
サッカークラブの独立や起業はたとえ個人経営で小規模だったとしても成功を収めることはできます。
サッカークラブ業界で成功を収められる理由を様々な角度からチェックしていきましょう。

多様な視点があり差別化を図りやすい
育成年代のサッカークラブには、プロチームが運営するJクラブや地域で活動する個人のスクールなど、数多くの形態があります。
大きく分類すると、クラブチーム、スクール、少年団に分かれます。
さらに、ユース(高校生)、ジュニアユース(中学生)、ジュニア(小学生)、幼児など各年代でも分かれてきます。
ドリブル、パスサッカー、ポゼッション、堅守速攻などスタイルもたくさんあります。
さらに、サッカーだけではなくフットサルやソサイチ(7人制)、ビーチサッカーなども加わりスタイルや地域性なども加わってくるので、サッカークラブの育成方針の種類は多岐に渡ります。
サッカークラブには、この様に様々な種類やスタイルがあるので大企業やプロクラブであっても個人で十分に「差別化」を図る事ができ、集客することが可能です。
そのため、ドリブル特化のスクールやフットサル専門で個にピックアップした専門性の高いサッカークラブやスクールが存在しているのです。
個人経営でクラブを設立するのであれば、サッカークラブなら簡単に差別化を図った方針を、見つけることも可能と言えます。
個人経営でも需要がある
サッカークラブには規模の大きい企業が運営するクラブから、個人が経営する小さなクラブまでたくさんあります。
規模が大きなクラブは、知名度や自社施設により比較的お手頃な価格で人気もありますが、規模が小さいクラブでも、大きなクラブには無い魅力がたくさんあります。
重要なポイントは、オリジナル性です。
規模の大きなクラブのスクールだと、個に特化した内容というよりはグループで行う内容の物が一般的となっており、オリジナルという点では不満が出る事もあると関係者から聞いたことがあります。
ライバルと差をつけたい、自分のクラブでレギュラーを取りたいと思う方には、規模の小さい個人クラブの小人数制スクールが好まれる傾向にあります。
もう一つは希少性です。
サッカークラブのスクールは常に新しいものを求めている方が多いです。
そのため、どんなに小さいクラブでも特徴的なスタイルや情熱的な指導者であれば、話題になります。
こだわりが選手や保護者さんの目に止まれば、始めたばかりで小規模のクラブであっても会員を増やすことは可能になります。
自由!他クラブを真似してオリジナルに
サッカークラブは、他のチーム名やエンブレムなどの使用はもちろんダメですが、自由度が高く基本的にルールはありません。
たとえば、大きいクラブが行っている「夏季強化合宿」などのイベントを真似して、そこのポイントを「〇〇セレクション」や「コーディネーション特化」などを加えるだけで、オリジナルの取り組みをクラブで開催する事ができます。
大切なのは独自のスタイルと差別化のポイントです。
たとえば、自分の実績やパイプを最大に利用してJクラブなどの大きいクラブと繋がっている事をアピールする事ができます。
スクールでも交流戦を開催して、誰でも試合を楽しく経験する事ができるシステムにする事も出来ます。
また、出張制のサッカー家庭教師として、セレクション対策のスクールをする事でもオリジナル性を出せます。
スクールでイベントを開催するように、他のシステムでもアレンジを加えることで、簡単にオリジナルのクラブを設立することができます。
アイディア次第で、様々なイベントを組む事ができるところも、サッカークラブの立上げの良い所です。
サッカークラブ設立をオススメする理由
では、サッカークラブを始めるにあたってどの様なメリットがあるのでしょうか?
飲食店や、ショップなどと違い、サッカークラブは比較的簡単に始めることができます。
思わずサッカークラブを始めてみたくなる気軽さが特徴的なメリットが沢山あります。
具体的なメリットを見ていきましょう。
すぐに始められる。
サッカークラブの立上げに必要なものがあります。しかし、誰でも揃える事ができるので心配する必要はありません。
クラブの看板になるエンブレム(作り方はepisode1参照)と活動する為のグラウンドの2つがあれば十分なのです。
もちろん、サッカークラブとして活動して行く上で、ネット環境及びパソコンスキルやサッカー用品なども必要です。もっと言えば経理など事務作業で必須となる管理データなど沢山あります。
ですが、極端に言うと「エンブレムとグラウンド」(もちろん情熱も)があるだけで、サッカークラブは立上げることができます。
スクールを始めるのであれば、開校したい場所を探して、グラウンドに面貸し依頼するだけ。
独自のイベントなどを開催するのであれば、場所と「売りのネタ」の広告を作って宣伝するだけです。
そうして完成したスクールや強みを元にサッカークラブを始めることが可能です。
サッカークラブと言えば、大手やJクラブなど、大規模な有名クラブをイメージしますが、小規模のサッカークラブもたくさんあります。
最初はボランティアでも、規模を拡大できる。
サッカークラブを始めてみたいけれど、今の仕事や生活を辞めるのは不安と感じる方も沢山おられるかと思います。
しかし、サッカークラブは仕事を続けながらも始めることができます。
最初はボランティアとして始めてみることも出来ます。
自分がイメージしたクラブを立上げて、信じている育成に磨きをかけてながら学ぶ事を辞めず情熱的に指導にあたっていれば、立派なサッカークラブです。
独自のクラブグッズを作ってみるのも良いでしょう。
手作りの料理が大衆から好まれるように、クラブグッズも手作りはあなたの色がでて魅力的なアピールポイントとなります
制作したサンプルやグッズを様々な場所で受注や販売をしてみて、徐々にクラブの名前を地域に覚えてもらえるよう拡大して行きます。
最初はボランティアであっても、評判が高まればサッカークラブとして本格的に続けていくことができます。
もちろん、始めてみて反応がいまいちであれば、クラブの方向性をもう一度見直す事や、料金設定を変更することも可能です。
とにかく育成に情熱があれば、比較的リスクが少なく挑戦できることも魅力のひとつです。
インターネットの普及による効率化やSNSでお金をかけずに宣伝できる。
インターネットの普及により、サッカークラブの宣伝、広告がより簡単になっています。
例えば、グラウンドが見つからない時は全国のグラウンドやフットサルコートなど簡単に探す事ができます。
また、トレーニングに必要なアイテムや専門性の強いトレーニング機材なども、ネット上で安価な物から高価な物まで少量でも購入することができます。
作ったチームで大会に参加したり、他チームと交流したい場合には合宿開催の施設やクラブを調べて直接連絡を取ることもできます。
自分で大会を開催したいのであれば、SNSやWebサイトを作って気軽に呼びかけて小規模で開催する事も可能です。
昔はコネクションなどが無ければ交流が難しかった強豪クラブや、関係者でなければ得ることができなかった情報も、今では簡単に見つけることができます。
サッカーでの実績が無くても、インターネットを活用することで様々な学びやパイプ作りが可能になっているのです。
一番、重要なのは、子供の選択肢を増やしたい・自分のサッカークラブを作りたい、という情熱だけです。
サッカークラブを立上げることは、意外に簡単に実行することが可能です。
「こういう指導がしたい!」と思ったら設立作業は難しくなく、他クラブとの共存を意識すれば地域の多くの方に知ってもらう事ができます。
自分の目指すサッカークラブが子供達の未来に寄り添えるように第一歩を踏み出してみましょう。